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棒ささら、5年ぶり奉納 獅子3体、勇壮に 高萩・丹生神社 茨城

お囃子が響く中、獅子が舞う高萩の棒ささら=高萩市下手綱
お囃子が響く中、獅子が舞う高萩の棒ささら=高萩市下手綱


茨城県高萩市下手綱の丹生(たんしょう)神社で、郷土芸能「棒ささら」が地元保存会により5年ぶりに奉納された。お囃子が響く中、棒に取り付けた獅子3体がたてがみを揺らしながら勇壮に舞い、昨秋の台風13号の影響で大雨被害に遭った同地域の安全や五穀豊穣(ほうじょう)などを願った。

棒ささらは江戸時代から行われていたとされるが、大正末期に途絶えた。地元若者らの手により1982年に復活し、氏子らによる「丹生ささら保存会」が発足。保存会の中に青年部が組織され、演技を担当してきた。93年に市の無形民俗文化財に指定。コロナ禍で5年ぶりの奉納になった。

奉納は14日に行われ、同部の会員が太鼓や笛、唄に合わせて舞台上で重さ約7キロの獅子頭を取り付けた棒を操り、舞を披露。黒い親獅子2体と赤い子獅子の物語で、家族だんらんの様子などを表現し、集まった地元住民ら約30人が見入った。

同部会長の矢野正三さん(75)は「自然災害を取り払うという思いを重点的に込めて奉納した」と意義を強調し、「これからも棒ささらの歴史をつないでいきたい」と話した。



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