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列車プロレス 眼前で激闘 関鉄常総線、乗客80人楽しむ 茨城

列車内で行われたプロレスの試合=関東鉄道常総線
列車内で行われたプロレスの試合=関東鉄道常総線


列車内でプロレスの試合を観戦する「関鉄プロレス」が14日、茨城県の関東鉄道常総線で開かれた。千葉県船橋市のプロレス団体「マーベラス」が協力した。鉄道ファンやプロレスファンら約80人が乗り込み、目の前で行われる迫力満点の闘いを楽しんだ。

同イベントは常総線110周年記念事業の一環で初めて企画された。イベントを通して常総線や沿線地域の魅力を知ってもらう狙いもある。

試合は、同線取手駅-水海道車両基地間を走行する列車内で行われた。観客は車内のシートに座って観戦。選手らは狭い通路で互いに組み合ったり、技を掛け合ったりして迫力のある試合を展開し、列車内を熱気で包んだ。

水海道車両基地(茨城県常総市水海道高野町)では、参加者と選手が協力して重さ約30トンの列車をロープで引っ張るイベントや写真撮影などの交流も行われた。

参加した常総市の中学2年、中村壮さん(13)は「プロレスを生で見たのは初めてで面白かった。テレビで見るのとは臨場感が全然違った」と感想を話した。

マーベラス所属の彩羽匠選手は「お客さんと一緒に闘っている感じがして楽しかった」と語った。



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