茨城・石岡市長選 21日投票 現新2氏、支持訴え
茨城県石岡市長選は21日、投開票される。再選を目指す現職の谷島洋司氏(61)=公明推薦=と、新人で前市議の石橋保卓氏(65)がともに無所属で立候補し、市が建設中の複合文化施設建設などを巡り、論戦を繰り広げている。
谷島氏は、公明党県本部や自民党石岡東支部などの推薦を受け組織戦を展開している。魅力的で活力あるまちづくりを掲げ、人口減少ペースを鈍化させるには「政治の安定、継続が必要」と話し、複合文化施設計画の前進、観光や農業への注力などを主張する。
石橋氏は、現市政の運営に疑問を呈し、「石岡再生」を掲げ、草の根選挙を進める。複合文化施設計画について「進め方に危機感を抱いている」と再検討の必要性を指摘。住宅地の確保のほか、企業用地整備に向け、都市計画の見直しを訴えている。
投票は21日午前7時から午後6時まで市内52カ所で行われ、同7時半から市役所本庁舎で開票される。大勢判明は同9時ごろの見通し。有権者は6万723人(13日現在)。
■石岡市長選立候補者(届け出順)
谷島洋司(やじまようじ) 61 無現(1)
【略歴】市長[元]県議当選1回、市教育委員長、八郷ライオンズクラブ会長、瓦会郵便局長、郵政省職員。立正大卒。瓦谷 〈公〉
石橋保卓(いしばしやすたか) 65 無新
【略歴】行政書士[元]市議当選3回、社会福祉法人職員、医療法人職員、市職員。石岡一高卒。貝地
年齢は投票日現在。()内数字は当選回数。略歴は、現職、元経歴、学歴、現住所。末尾の〈〉内は推薦・支持政党