豪華にシャクナゲ 薄紅色100本 北茨城・花園神社
茨城県北茨城市華川町花園の花園神社で、約100本のシャクナゲが見頃を迎えている。境内で咲きほこる薄紅色の華麗な花が参拝者を迎えている。
同神社は、平安時代初期の795年、征夷大将軍の坂上田村麻呂が創建したと伝わる。周辺一帯に群生するシャクナゲは、1936年に県の天然記念物にも指定されている。
今年は昨年と比べて10日ほど遅れて開花した。見頃は4月末までの見通し。現在はシダレザクラやヤマザクラとともに境内で花々が楽しめる。同神社では5月6日まで御朱印にシャクナゲの印を添えて授与している。
同神社の神永知明宮司(52)は「シャクナゲの花言葉には荘厳などがあり、豪華な花を咲かせることから『花木の女王』とも呼ばれる。きれいな花を見て幸せな気持ちになってほしい」と話した。