倫理観育む教育に力

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○…「まちづくりの本当のアドバンテージは、そこに住む人が安全、安心を実感できること。市内で起こる犯罪を一つでも減らすことが、行政の大変重要な任務」と話すのは、鈴木定幸常陸大宮市長。春の地域安全運動が始まり、ショッピングセンターで市民に防犯意識の高揚を呼びかけた。

参加した関係者を「一見地味に見える活動だが、必ず功を奏してくる」と励まし、「しっかりとした倫理観を持った子どもたちを育てる教育に力を入れていきたい」と誓った。(畠)


○…「35歳よりも若い人は、本気で社会課題に貢献したいと話す」。産業技術総合研究所(産総研)で研究職の最終面接を担当する村山宣光副理事長は東日本大震災後、応募者の意識に変化を感じるという。

産総研は4月から博士号取得を「業務」と位置付け、学費などを全額負担する。「経済的な面だけでなく、産総研で社会実装のための研究を行いつつ博士号を取れるのは、彼らにとって高いインセンティブだと推測する」と話していた。(藤)


○…石岡の中心市街地にある香丸資料館で、ギャラリーと喫茶店を営む川村真理さん。「さまざまな芸術作品の展示の場、ゆっくり見られる場に」と話すように、プロ、アマ問わず作品のお披露目の場になっている。

約15坪の敷地にある建物は古い土蔵を45年前に改装。文化が失われる当時の石岡を憂い、父の泰曠さんが開館を決意したという。近隣はシャッター店舗が増えているが、「この場所が好き。父の思いを引き継ぎたい」と文化の灯を消すつもりはない。(保)



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