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茨城県アンテナ店に旬の作物 メロンやトマト並ぶ 東京・銀座

店頭には旬を迎えたメロンやトマトが並ぶ=東京都中央区
店頭には旬を迎えたメロンやトマトが並ぶ=東京都中央区


東京・銀座の茨城県アンテナショップ「IBARAKIsense(イバラキセンス)」で、旬を迎えた野菜や果物が並んでいる。4月からメロンやトマトのオリジナル品種などが相次ぎ店頭に登場。リピーターや大型連休中の観光客で盛況を見せ、首都圏の消費者に茨城産農産物の魅力を伝える中心的な役割を果たしている。

イバラキセンスは4月29日、メロンの県オリジナル品種「イバラキング」を入荷。宮崎実奈子店長によると、同品種は年々知名度が上がっており、繰り返し購入する人も多い。併設するカフェでもメロンを使ったスイーツを販売している。今後、クインシーやアンデスなども入荷予定で、秋ごろまではその時々の旬の品種を楽しめる。

このほか、フルーツトマトの「てるて姫」が期間限定で入荷している。

てるて姫は筑西市のKEK(協和施設園芸協同組合)グループが生産するオリジナルブランドで、糖度9度以上、1個130グラム以上の「大玉」だ。商品名は一般公募で決定し、同市協和地区に伝わる小栗判官伝説に登場する「照手姫」から名付けられた。宮崎店長によると、4月上旬に入荷しており、リピーターが付いているという。

イバラキングを購入した豊島区、70代女性は「母方の実家が茨城県にある縁で、ふるさと納税でメロンを食べたらおいしかった。初物のイバラキングを目当てに来た」と笑顔で話した。

宮崎店長は「季節のものがたくさんある。東京駅からも近いので、ぜひ立ち寄ってほしい」と呼びかけている。



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