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茨城ロボッツ最終戦 大声援、ファン後押し

ロボッツ-宇都宮 第4クオーター、タイムアウト中に音に合わせて選手のタオルなどを掲げ応援するロボッツブースター=アダストリアみとアリーナ
ロボッツ-宇都宮 第4クオーター、タイムアウト中に音に合わせて選手のタオルなどを掲げ応援するロボッツブースター=アダストリアみとアリーナ


バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)の茨城ロボッツは5日、茨城県水戸市緑町のアダストリアみとアリーナで今季最終戦を行い、5055人の観客が詰めかけた。ロボッツのファンたちは、すでに東地区優勝を決めている宇都宮ブレックスに立ち向かう選手を熱い応援で後押しした。

ロボッツは試合開始早々、3連続3点シュートを決めて会場の熱気を一気に高めた。第2クオーターに逆転され64-88で敗れたが、ファンは最後まで選手に大声援を送り続けた。

今季のホーム戦30試合の入場者数は計13万8571人。1試合当たりの平均来場者数は4619人を記録し、過去最高を更新した。平均観客数4千人以上は、2026年にスタートする新たなトップカテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」への参入基準の一つで、この基準をクリアした。ロボッツはスローガンに「アガロー↗4000」を掲げて戦った。

通算成績は12勝48敗、同地区最下位の苦しいシーズンだった。家族3人でロボッツの青いユニホームを着て観戦に訪れた水戸市立見川小4年、磯崎陸斗君(9)は「第1クオーターはたくさん得点して見応えがあった」と声を弾ませた。母親の幸子さん(43)は「勝って締めくくってほしかっただけに残念。(来季は)勝ちを重ねてほしい」と期待を寄せた。



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