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急須テーマに作陶展 愛好家ら150点 茨城・常陸太田で11日まで 

統一テーマの「急須」にも個性豊かな作品が並ぶ=常陸太田市春友町
統一テーマの「急須」にも個性豊かな作品が並ぶ=常陸太田市春友町


茨城県常陸太田市春友町の春友手づくり工芸センターを活動拠点にする陶芸愛好家グループ「やまぶき陶友会」(桜井賢会長、会員18人)の第26回作陶展が同工芸センター展示会場で開かれている。市内外の会員と、指導者で陶芸家の武藤雄岳さんの花器や食器など計約150点を展示している。11日まで。

同会では自由な作品作りが基本。同県日立市の関秀明さん(76)は、工事で自宅の庭から出てきた土を使って酒器を中心に制作。「粘土質で試してみたら溶けなかったので使っている。釉薬(ゆうやく)も自作で、まさに地元の作品」と満足そう。

作陶展では毎回、全員が統一テーマで作品を作るが、今回は「急須」で1人1点以上を出品。武藤さんは「急須は高い技術が必要で、皆でチャレンジしてみた。よくできた」と評価。桜井会長は「粘土、釉薬の組み合わせで変化に富んだ面白い作品ができている」とアピールする。



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