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高齢者ら学びへ意欲 「寿大学」入学・開講式 健康、生きがい向き合う 鉾田・大洋地区 茨城

60歳以上の市民を対象とした講座の入学式と開講式=鉾田市汲上
60歳以上の市民を対象とした講座の入学式と開講式=鉾田市汲上
防災について講演した加固利照さん
防災について講演した加固利照さん


茨城県鉾田市が実施している高齢者向け講座のうち、大洋地区を対象とする「寿大学」の入学式と開講式が8日、同市汲上の市立大洋公民館で開かれた。60歳以上の市民約100人が参加した。学びへの意欲を見せる受講者らを激励するとともに、式後には防災に関する講演も行われ、参加者は真剣な表情で聞き入った。

同市の高齢者向け講座は、市民に健康で生きがいを持って暮らしてもらおうと、市内3地区ごとに、「いきいき大学」(鉾田地区)、「高砂大学」(旭地区)、「寿大学」(大洋地区)として開講。本年度は寿大学に33人、いきいき大学に6人、高砂大学に4人の計43人が入学した。来年2月までに学習会や映画鑑賞会、移動学習などを行い、生活に役立つことを学んだり、地域住民らと交流したりする機会を提供する。いきいき大学と高砂大学は4月中に入学式が開かれた。
 
寿大学の入学式で、安原優市教育長は「人と人とのつながりが大事。(寿大学は)皆さんが一堂に会して、いろいろなことを学べる素晴らしい機会になる」と受講生を激励した。

式後には、鉾田消防署消防第二課の加固利照さんが「防災について」をテーマに講演した。鹿行広域事務組合管内のうち特に鉾田市は火災が多い地域と指摘し、原因について「たき火」や「電気配線など」と説明。その上で「風の強い日や、建物の近くではたき火をしない」「配線は束ねた状態で使用しない」などと呼びかけた。

さにら、119番通報から出動まで、現場到着から病院到着までの流れも紹介。「消防署に直接電話すると出動指令が流れない。緊急を要する場合は119番を」と強調した。このほか、地震など自然災害に対する備えも解説した。

受講した冨田和仁さん(81)は「仲間に誘われて参加した。こういう場に出ることで、いろいろな人と知り合うきっかけになればいい」と話した。



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