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茨城・守谷の黒内小で児童急増 適正規模へ他校選択制度 一部地区 入学予定者に意向調査

北園交差点を渡る黒内小の児童。混雑を避けるため時差登校をしている=守谷市内
北園交差点を渡る黒内小の児童。混雑を避けるため時差登校をしている=守谷市内


つくばエクスプレス(TX)の沿線開発に伴い、茨城県守谷市立黒内小の児童数が大幅に増加し、市は児童を他校に分散させるなどの適正規模対策に乗り出している。来年4月からは一部地区の新1年生を対象に周辺2校へのスクールバス通学を導入し、意向調査を始めた。保護者からは新設校を望む声もあり、市は慎重に検討していく。

■時差登校

4月下旬の朝。守谷駅に近く、国道294号を横断する「北園交差点」では同校の児童が続々と青信号の横断歩道を渡っていた。

「おはよう」「早く渡りましょう」。交差点の角と周辺には通学補助員や学校管理職らが旗を持ち、誘導する。PTAの協力で保護者も付き添っていた。

同校によると、横断する児童は900人近く。混雑を回避するために登校班の出発時間をずらす「時差登校」を実施している。

TX開業前、同校は全学年で単学級の小規模校だった。住宅地開発により児童数は急増し、4月現在で1268人に上り、31学級以上の「過大規模校」に当たる。学級数は48(普通学級37、特別支援学級11)。

日常の学校運営でも過大校対策を打ち出している。校庭が手狭にならないよう昼休みは外で遊ぶ時間やエリアを分け、4月からは近くの公園も活用している。

市は増築や改修などで教室確保に努めてきたが、児童数は当初の推計値を上回った。2026年度にピークを迎え、1409人に達する計算だ。

■バス通学

市は同校を適正な規模にさせるため、4月から通学先を他校にも変更できるようにした。また、分譲住宅やマンションの建設で子育て世帯の多い「松並青葉」地区を特定地域に指定し、来年の新1年生から、周辺の御所ケ丘小か郷州小にスクールバスで通学できる選択制度も導入する。市は両校で60人程度を集めたい考えで、意向調査をして8月中に人数を確定させる。スクールバス通学の導入期間は適正規模に戻るまで最低10年間を見込む。

大規模校解消を理由にした異例のスクールバス通学に、同地区の保護者からは戸惑いの声も聞かれる。来年入学予定の園児を持つ母親は「一番の望みは新設校だが、いずれ児童が減るなら造れない事情も分かる。ただ、家を購入した理由の一つが黒内小に近い立地。今は周りの保護者の動向を様子見している」と話す。別の母親も「間に合うなら新しい小学校を造ってほしい。ゆっくりした教育環境は魅力だが、スクールバスの通学方法に不安もある」とこぼした。

一連の対応について市教委担当者は「児童数増加の見通しが甘かった」とした上で、スクールバス通学について「余裕のある教育環境にするため検討してほしい」と述べる。住民への周知不足も指摘されたことから、交流サイト(SNS)の専用アカウントを開設するなどして、情報発信を強化する。

新設校に期待する声を受け、市は必要性について議論を始め、第三者も含めて協議していくか検討する。



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