茨城ロボッツ新社長に川崎氏 7月から 「変化恐れずチャレンジ」
バスケットボールBリーグ1部(B1)の茨城ロボッツは14日、新社長に取締役の川崎篤之氏(46)が内定したと発表した。3年間クラブを率いた社長の西村大介氏(47)は退任し、非常勤取締役になる見込み。6月30日に開かれる株主総会での決議を経て、7月1日に正式に着任する。
川崎氏は茨城県ひたちなか市出身。立命大卒。水戸市議を2期務めた。2012年から株式会社グロービスに参画。16年からアドバイザーとしてクラブに携わり、17年にいばらきスポーツタウン・マネジメント(現・株式会社M-SPO)社長としてクラブに出向。長年にわたる地域との関係づくりで貢献が認められ、23年に取締役に就任した。
26年創設の最上位リーグ「Bプレミア」参入条件達成に向けて、スポンサー営業、集客、アリーナ改修などの事業に尽力。西村社長や、堀義人オーナー(62)からの新社長への指名につながった。
内定した川崎氏は「守るべきは守り、変えるべきものは変え、変化を恐れずあらゆるチャレンジに挑む覚悟」とコメントを出した。
西村社長が兼任していたゼネラルマネジャー(GM)には、落慶久アシスタントゼネラルマネジャー(47)が就任する。