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亀印製菓が新商品 小豆「娘来た」使いパイまんじゅう 知事表敬しPR 茨城

常陸太田市産の小豆を使ったパイまんじゅうを大井川和彦知事(中央右)にPRした亀印製菓の脇田範一社長(同左)ら=県庁
常陸太田市産の小豆を使ったパイまんじゅうを大井川和彦知事(中央右)にPRした亀印製菓の脇田範一社長(同左)ら=県庁


老舗菓子メーカーの亀印製菓(茨城県水戸市)は、焼き菓子「常陸国『娘来た』小豆のパイまんじゅう」を開発した。同県常陸太田市産の在来品種の小豆「娘来た」を素材とした粒あんを使用。生地を含めてしっとりとした食感と、すっとした甘みが特長だ。脇田範一社長らが22日、同県庁の大井川和彦知事を表敬訪問し、「自信を持って土産品や贈答品に使ってもらいたい」と新しい焼き菓子をPRした。

娘来たは、同市の生産者11人でつくる「むすめきた栽培会」が農薬や化学肥料を使わずに栽培。同社は県北地域の活性化を目指し、昨秋から開発に着手し、半年で商品化にこぎ着けた。

この日の表敬訪問には、脇田社長のほか、栽培会の北山弘長さんらも同行した。焼き菓子を試食した大井川知事は「新しい特産品ができた感じ。有機栽培であることもプロモーションしやすい」と期待した。



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