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県の健康アプリ6万DL突破 「元気アっプ!リいばらき」 付与ポイントで景品も 茨城

ダウンロード6万回を突破した「元気アっプ!リいばらき」
ダウンロード6万回を突破した「元気アっプ!リいばらき」


茨城県民の健康づくりを支援する同県公式アプリ「元気アっプ!リいばらき」が、スタートから5年の節目となる来月1日を前に、ダウンロード数6万回を突破した。アプリでは運動、特定健診受診、食生活改善など健康増進の活動に応じて、景品の応募券と引き換え可能なポイントが付与される。活用が広がる中、県は「楽しみながら健康づくりを」とさらなる利用を呼びかけ、茨城の「健康寿命」日本一を目指す。

県は気軽に健康づくりに取り組める環境を整えようと、2019年6月1日に県民へのアプリ提供を開始。健康推進課によると、今年に入りダウンロード数が6万回を超え、3月末時点で6万1866回に上る。

企業などグループ単位で登録すれば、組織別やメンバー同士の月間歩数のランキングを競え、今月23日時点で347グループが登録。こうした企業参加の仕組みのほか、イベントでのPR、健診会場でのチラシ配布などで、アプリの利用促進を図ってきた。

ポイントが付与される活動は運動▽健康▽食生活▽コミュニケーション-の4区分。「運動」のうちウオーキングはアプリで自動計測し、3千歩で3ポイント(以降は1万2千歩を上限として千歩ごとに3ポイント)付与される。「健康」では毎日の体重や血圧の入力、健診・がん検診の受診や特定保健指導への参加などでたまる。

千ポイントごとに1枚の景品応募券と交換が可能。定期抽選が年2回あり、6月1~17日に応募を受け付ける「夏季抽選」では、高級牛ロースや常陸牛ハンバーグ、チーズやビール、ギフトカードなどを用意している。

茨城の「健康寿命」は、19年調査で男性が全国19位の72・71歳、女性が同17位の75・80歳。同課の担当者は、楽しみながら健康づくりができる同アプリの魅力をアピールするとともに「健康寿命日本一につなげたい」と意気込む。



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