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時空超えた異世界の絵画 茨城・笠間日動美術館 42人64点紹介

佐藤泰生さんの「朝陽 富士と波」(左)と「旭日 富士と波 青」=笠間市の笠間日動美術館
佐藤泰生さんの「朝陽 富士と波」(左)と「旭日 富士と波 青」=笠間市の笠間日動美術館


時空を超えた異世界をテーマにした企画展「異世界を旅する画家たち」が25日、茨城県笠間市の笠間日動美術館で開幕した。国内外の景勝を幻想的に描いた作品をはじめ、神話や物語に着想を得た心象風景など、現代画壇を代表する作家42人による64点を紹介している。7月15日まで。

会場内で存在感を放つのが、富士を題材にした佐藤泰生さんの大作「朝陽 富士と波」と「旭日 富士と波 青」の2点で、ともに縦約4メートル、幅約1.1メートル。空が赤く染まり始めた明け方と、青を基調とした昼間の風景とを対比させた。波打ち際を床に着かせて臨場感を持たせた。

開光市さんの「朝の模様」は、異国女性の神事を冬の山並みを背景に幻想的に表現。芝田米三さんの「シルクロードからの伝言」は、砂漠の人々や民族楽器、城塞(じょうさい)などが精緻に描かれ、旅への憧れを伝えている。

ほかに、神秘的な風景にたたずむ道化師やクラシック奏者を描いた作品、静謐(せいひつ)なモノトーンの情景を捉えた作品などが並ぶ。

同館の長谷川翠学芸員は「異世界を描いた数多くの絵画をそろえた。アートを通じた想像の旅を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかけた。



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