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カメムシ侵入、警戒強化 越冬成虫、平年の5倍 果樹農家 網設置や殺虫剤 茨城

生育途中のナシに付いたチャバネアオカメムシ(農研機構提供)
生育途中のナシに付いたチャバネアオカメムシ(農研機構提供)


茨城県内でナシやリンゴなど幅広い果物に被害をもたらす果樹カメムシ類の大量発生が予測されている。昨年は餌となるスギ・ヒノキ類の実が多く、暖冬の影響で越冬した成虫も増えたためとみられる。県は5月、カメムシの発生注意報を発表しており、果樹農家は警戒を強化。ホームセンターでは殺虫剤が品薄になっている。

果樹カメムシ類は収穫前の果実の汁を吸い、生育途中で被害に遭うと果実が変形し、商品価値が下がる。

県病害虫防除所(同県笠間市)が今年1月下旬~2月上旬に実施した成虫の越冬量調査では、落ち葉30リットル当たりの越冬数が、平年の約5倍となる9.7匹に上った。今月にはチャバネアオカメムシの果樹園への飛来が平年より多くなるとして、病害虫発生予察注意報を発表した。

カメムシ増加の要因について、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、同県つくば市)の降幡駿介主任研究員(38)は「昨年はスギやヒノキの花粉が記録的に多く、カメムシの餌となる実が豊富にあった」と指摘。地形や環境により飛来しやすい果樹園があるとして「例年侵入している園は特に注意が必要」と警戒を訴えた。

同県小美玉市のナシ農家、皆藤朗さん(74)は、ナシ園にカメムシなどの侵入を防ぐ多目的防災網を設置。県の注意報を受け、「今年は万全を期して収穫期まで臨みたい」と危機感を募らせる。

このほか、ナシ農家が多いJA常総ひかり(下妻地区)では、農家84軒にカメムシへの注意を呼びかけるチラシを配布。リンゴ栽培が盛んな同県大子町でも照明灯でカメムシをおびき寄せ、殺虫剤で防除する農家が増えているという。

同防除所は農家に「多目的防災網が有効。定期的に果樹園を観察し、早期発見と薬剤による防除の徹底を」と呼びかける。

カメムシは強い悪臭を放つため、一般家庭でも悩みの種。ホームセンターではカメムシ専用の殺虫剤が品薄状態だ。

同県水戸市酒門町の山新グランステージ水戸ホームセンターでは4月下旬以降、同殺虫剤の販売数が前年同期に比べ約10倍に増えて売り切れが続出。今後の入荷も不安定で、同店副店長の斉藤大輔さん(44)は「通常の供給に戻るのは難しいため、代替品をそろえたい」と話した。



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