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台風13号大雨 被災62カ所、本復旧 2級水系 13カ所は応急措置 茨城

台風13号に伴う大雨で崩れた宮田川の護岸=昨年9月9日、日立市東町(県提供)
台風13号に伴う大雨で崩れた宮田川の護岸=昨年9月9日、日立市東町(県提供)


昨年9月の台風13号に伴う大雨で被害が集中した茨城県県北地域の「2級水系」を巡り、県は29日、被災した75カ所のうち、約8割に当たる62カ所でコンクリートブロック施工などによる本復旧が完了したと明らかにした。残る13カ所では土のう設置など応急的な復旧措置を完了。渇水期を迎える11月以降を中心に本復旧に向け工事を進める。県や日立、高萩、北茨城の3市がそれぞれ工事を進めていた。

高萩市内で同日開かれた「県二級水系流域治水協議会」で、県が報告した。

県によると、昨年の大雨では、宮田川(日立市)と関根川(高萩市)、境川(北茨城市)など県管理の2級河川14本や3市を流れる2級河川の支流などで、護岸やのり面の崩落などの被害が発生した。

被災した75カ所以外では、土砂堆積や樹木の繁茂で流量が低下し「早急な対策が必要」と判断された34カ所で、しゅんせつや伐採などの対応が完了した。点検で経過観察が必要とされた120カ所については、定期的な巡回で出水期の警戒を行う。

会合では、大雨で越水が確認された県管理の里根川(北茨城市)、東連津川(日立市)、鮎川(同)で、6月から新たに計3基の河川監視カメラの運用を開始することも報告された。

同協議会は県と3市、東海村で構成。大雨災害が頻発・激甚化する中、流域一帯で情報共有し多層的な対策を実施している。

県河川課の矢内勝浩課長は「再び被害が発生しないよう、今後もさまざまな対策を講じ県民の安全を確保していきたい」と話した。



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