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《茨ぱん(ibapan)》クロワッサン 大地のりんご(茨城・牛久市)

「天然酵母ゆめちから100クロワッサン」(写真中央手前)と「大地のかぼちゃあんぱん」(同左手前)。右奥は「染農園のレタスサンド」
「天然酵母ゆめちから100クロワッサン」(写真中央手前)と「大地のかぼちゃあんぱん」(同左手前)。右奥は「染農園のレタスサンド」
大地のりんご
大地のりんご


■素材の持ち味生かす

茨城県牛久市役所前にあるパンとラスクの店「大地のりんご」。日替わりを合わせると約80種類に上る多彩なパンや焼き菓子は、店主の荒木規之さん(61)が焼き上げている。お薦めは、同市女化町産小麦「ゆめちから」を100%使った「天然酵母ゆめちから100クロワッサン」(250円)。油分は控えめで、さっくりとした口当たりと生地の香ばしさが堪能できる。

素材の持ち味を生かした「やり過ぎないパン作り」を目指す。カボチャの甘みと牛乳のこくが楽しめる「大地のかぼちゃあんぱん」(227円)や、県産のレタスをたっぷり挟み込んだ「染農園のレタスサンド」(380円)など、シンプルながらも食べ応えのあるパンが魅力だ。荒木さんは「足し算で作るのが好き。おいしい食材同士を組み合わせて、さらにおいしいパンを作っていきたい」と目を細める。

荒木さんが高校生の時、初めて食べた手作りパンのおいしさに感動したことが原点となっている。兵庫県や北海道のパン屋で修業を重ね、1998年、牛久市内に店を構えた。

そのほか、「ハートラスク」(200円)を販売。同商品の売り上げは能登半島地震の義援金として全額寄付される。「多くの人に助けられてやってきたのを返せれば」

牛久市中央3の16の1
定休日は月曜
営業時間は平日午前8時~午後7時、土日祝は午前9時~午後6時
(電)029(874)4758
インスタグラムのアカウントはdaichinoringo



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