茨城県知事ら県選出議員と会談 電源地域振興など要望
茨城県の大井川和彦知事や半村登県議会議長らは3日、東京都内で同県選出の国会議員と会談し、国の2025年度予算や施策に対する要望と提案を行った。
要望と提案は計53項目。重点項目のうち新たに追加したのは、電源地域の振興▽茨城県の臨海部でのカーボンニュートラルの推進▽介護分野での外国人材の受け入れ促進-の3項目。最低賃金の引き上げなど5項目は引き続き要望、提案した。
大井川知事は冒頭、要望と提案の重点8項目に触れ、「いずれも新しい茨城づくりを実現するためにも大変重要な項目。一層の支援をお願いしたい」と述べた。半村議長は「茨城の高い潜在性を生かし、日本をけん引できる地位を確立するためには、地域課題に国と地方が一丸となって対応しなければ」と語った。
副知事や教育長ら県幹部も出席し、国会議員と意見交換した。