軽キャンパー交流深める 車中泊の魅力共有 茨城・鉾田

軽トラック(軽トラ)や軽ワンボックス(軽バン)で車中泊を楽しむ人たちが集う1泊2日の交流イベント「軽トラ村」が茨城県鉾田市安房のファミリーキャンプほこたBASEで開かれ、参加者は豊かな自然に囲まれた会場で、食事やお酒を味わいながら談笑するなどして親睦を深めた。
初開催の軽トラ村は、「軽トラキャンパーKanji(カンジ)」としてユーチューブチャンネルを運営する、小山知晃さん(44)が代表の軽トラキャンプ研究所と、軽トラックの荷台に組み立てるアウトドア仕様の幌テント、「CARVO(カーボ)」の販売などを手がける井坂自動車(同県水戸市)が主催。軽トラキャンプや車中泊の魅力を次世代に伝えるための新たなコミュニティーを生み出すきっかけとして企画された。
1日に開村式が行われ、会場には首都圏などから14台の軽トラや軽バン、軽キャンピング車が集結。参加者らは、自身の仕事や趣味、車のことを語ったり、おいしい食事とお酒を堪能したりしながら、積極的に交流を図った。
小山さんは「車中泊は時間と場所に縛られないのが魅力。共通の趣味を持つ方たちで交流を深めてもらい、新しいイベントづくりのアイデアが生まれればうれしい」と笑顔を見せ、井坂自動車の井坂俊之社長(48)は「今回のイベントを通して(軽キャンパーの)つながりを広げてほしい。今後は県外でも開催できれば」と期待を寄せる。