茨城新聞紙上に掲載された広告の企画や表現力を評価する、第31回茨城新聞広告賞の審査会が5日、茨城県水戸市笠原町の茨城新聞社であり、受賞11作品を決めた。最優秀広告賞には、現場で働く若手社員を紹介した東日本高速道路(ネクスコ東日本)水戸管理事務所の連載企画「茨城の高速道路を支える人たち」を選んだ。

同広告賞は2023年4月から24年3月までに掲載された広告が対象で、34作品がノミネートされた。

審査委員長を務めた文化メディアワークスの佐藤正和社長は「広告表現と情報、企画のレベルが年々上がっている」とした上で、「最優秀作品は道路で働いている人の様子がよく分かり、道路を知る良い機会になった」と高く評価した。

他の受賞者は次の通り。

▽優秀広告賞
沼尻産業、水戸ホーリーホック、茨城いすゞ自動車
▽優秀企画賞　
関彰商事、JAグループ茨城、JX金属
▽優秀地域賞
城里町、ウィンド・パワー・グループ、アイジー工業、日立市