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日立空襲79年 犠牲者追悼 日立製作所社員ら 茨城

防空壕跡で手を合わせる幹部社員=日立市幸町
防空壕跡で手を合わせる幹部社員=日立市幸町


太平洋戦争末期の日立空襲から79年を迎えた10日、多くの犠牲者を出した茨城県日立市の日立製作所日立事業所で、戦災慰霊行事が行われた。幹部社員は慰霊碑の前で手を合わせ、空襲が始まった時刻と同じ午前8時51分に社員約2千人が黙とうをささげた。

軍需工場となった同市幸町の同社海岸工場には1945年6月10日朝、100機を超える米軍の爆撃機B29が1トン爆弾を806発投下した。工場の9割が破壊され、従業員634人が亡くなった。

同社はこの日を「戦災の日」と定め、毎年慰霊行事を開催。10日は稲田康徳執行役常務らが、成沢霊園(同市西成沢町)にある慰霊碑「陶輪碑」や、地盤が崩れ多くの従業員が生き埋めになった同工場内の防空壕(ごう)跡で線香を上げ、犠牲者を追悼した。

同日は防空壕があった台地にある戦災資料館を社員や一般市民にも開放。同事業所の根本充主任(40)は「特別な日で身の引き締まる思い。厳しい状況から当時の従業員が力を合わせて再建した事実を思い出す」と話した。



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