LGBTへの理解6色 27日まで 茨城県庁でライトアップ
LGBTなど性的少数者の権利を訴える「プライド月間」の6月に合わせ、茨城県は、性的少数者への理解を促進しようと、県庁25階のライトアップと同階展望ロビーでの啓発パネル展示を始めた。こうした取り組みは初めてで、27日まで。
ライトアップは性的少数者の尊厳や社会運動のシンボルとして使われる「レインボーフラッグ」にちなみ、赤、オレンジ、青など6色で実施する。点灯時間は午後6時半から10時まで。
展示では、性的少数者のカップルを公認する「いばらきパートナーシップ宣誓制度」を紹介。人権を尊重し多様性を認め合うことの重要性を訴えるパネルなどを並べている。
県福祉政策課は「今回の取り組みをきっかけに、性的マイノリティー(少数者)への理解を深めていただきたい」とし、ライトアップや展示への注目を呼びかけている。