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嘱託警察犬研修会 訓練の成果披露 茨城・水戸

においを嗅ぎ分け、選んだ布をくわえて指導士の元に戻る参加犬=水戸市中河内町
においを嗅ぎ分け、選んだ布をくわえて指導士の元に戻る参加犬=水戸市中河内町


茨城県警の嘱託警察犬研修会が14日、同県水戸市中河内町の那珂川河川敷で開かれた。地面に残されたにおいをたどり遺留品を見つける「足跡追及」、布5種類のにおいを嗅ぎ分ける「臭気選別」の2部門を実施。犬30頭と指導士18人が日頃の訓練成果を披露した。

嘱託警察犬を決める審査会に沿った形で行われ、最上位の県警本部長賞はシェパードの「ダイスケ・フォン・クライン・ラリマー」(6歳、雄)が選ばれた。両部門にシェパードの親子犬と参加した同県阿見町の矢口健治さん(73)は「犬にも好不調の波があるから難しい。暑い中、頑張ってくれた」とねぎらった。

嘱託警察犬は行方不明者の捜索などで活躍し、昨年は122回出動した。大塚賢司鑑識課長は「指導士の皆さんのおかげで捜査ができている。これからも日々の訓練を続けて協力してほしい」と述べた。



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