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春闘 賃上げ最高1万1912円 茨城県内中小43組合妥結 連合茨城

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連合茨城(内山裕会長)は17日、2024年春闘の妥結状況(中間報告)を発表した。6月14日現在で対象の茨城県内中小企業79組合のうち5割強に当たる43組合が妥結し、定昇やベースアップ(ベア)などを含む平均賃上げ額は過去最高の1万1912円となった。昨年同時期の8345円から3567円上がった。

賃上げ率は4.35%。中間報告で4%を超えるのは初めてで、比較可能な14年以降で最多となった。

内山会長は「交渉に当たった各労使の努力の結果」とした上で、「集約の数字は上がっているが、(給与から物価上昇分を差し引いた)実質賃金は相変わらずマイナス。それがプラスに転じなければ生活は楽にならない。引き続き賃上げの流れを、努力して継続できるようにしたい」と話した。

業種別の平均額は、製造1万3324円、商業・流通1万1088円、交通運輸4861円、自動車学校9817円、電気・ガス1万3161円だった。9月をめどに最終状況をまとめる方針。



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