次の記事:ヨーカ堂 茨城県撤退 最後の竜ケ崎店閉店へ 「残念」「寂しい」 

大豆「今年もおいしく」 親子で苗植え体験 茨城・行方

黒豆品種「丹波黒」の苗植えをする参加者=行方市山田
黒豆品種「丹波黒」の苗植えをする参加者=行方市山田


大豆の栄養価について学んだり、大豆の苗植えを行う食農体験事業「家族で大豆を育てよう! inなめがた」が15日、茨城県行方市山にある市農業振興センターの大豆畑などで開かれた。市と大塚製薬、地元食品スーパー「セイミヤ」が主催。鈴木周也市長や県内外から訪れた14組約50人の親子が参加した。

同事業は2014年に始まり8回目。15年には同市と大塚製薬が「食と農と健康にかかわる包括連携協定」を締結している。

今年は参加者を前に、大塚製薬水戸出張所の原川裕文さんが大豆の栄養価などについて説明し、「体をつくる中心的役割のタンパク質、体を動かすエネルギーの炭水化物や脂質、体の調子を整えるミネラルなどが豊富」と話した。

市保健センターで大豆の知識を学んだ親子らは、畑に移動。黒豆品種の丹波黒を1家族1区画(1.5メートル×1メートルの畑)に12株ずつ植えていった。大豆の苗を一本一本丁寧に植えた同県の神栖市立深芝小6年の茂木彩夏さんは「昨年に続いての参加。昨年、大豆がおいしくできたので、今年もおいしくできるといい」と笑顔を見せた。

今後、市内のボランティア団体「虹の会」のメンバー11人が苗の生育を見守っていく。9月29日に大豆(枝豆)とサツマイモの収穫体験を計画している。



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース