次の記事:中村衆院議員、不出馬 茨城7区 元建設相、当選15回 

アジサイ色とりどり 展望の丘造設 北茨城

見頃を迎えた色とりどりのアジサイ=北茨城市華川町小豆畑
見頃を迎えた色とりどりのアジサイ=北茨城市華川町小豆畑
土作りを工夫し鮮やかな色を出した株も=北茨城市華川町小豆畑
土作りを工夫し鮮やかな色を出した株も=北茨城市華川町小豆畑


茨城県北茨城市華川町小豆畑の「あじさいの森」で、色とりどりのアジサイが見頃を迎えている。園内で栽培するアジサイは約1300種3万株に及び、青や赤、ピンク、白などさまざまな色合いと花の形を楽しめる。

同所の農業、山縣繁一さん(75)が地域活性化を狙いに2004年から栽培に取り組んでいる。約3万平方メートルの広大な敷地で、毎年新品種を導入してきた。アジサイは土の酸性度で色合いが変化するため、土壌改良や肥料の配分など工夫。同じ品種で花の色を変えたり、鮮明な色を出したりしている。

今年は園内を見下ろすことができる展望の丘も造った。夫と愛犬を連れて訪れた同県高萩市の伊藤ゆかりさん(60)は「近くにこんなにきれいな場所があるのはいい。癒やされた」と笑顔を見せた。山縣さんは「アジサイは色の変化が楽しめるのが魅力。来場者が感動し、人に話したくなるような場所にしたい」と話した。

見頃は7月上旬までの見込み。開園は午前9時~午後4時。入園料大人500円、中学生以下300円。



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース