次の記事:【独自】水戸の本拠地、26年夏から「笠松」 J1基準収容確保 入場料収入アップへ 茨城 

児童ら文化、芸術楽しむ 茶道や吹奏楽 10団体、茨城・高萩で講座

茶道を体験する子ども=高萩市春日町
茶道を体験する子ども=高萩市春日町


文化・芸術に親しみを持ってもらおうと、茨城県高萩市文化協会は22日、同市春日町の総合福祉センターで「こども文化教室・一日体験講座」を開いた。同協会所属を中心とした10団体が茶道や華道、吹奏楽などさまざまな講座を用意。参加した市内在住の児童ら49人が団体の会員に手ほどきを受けながら体験を楽しんだ。

同教室は新型コロナの影響により5年ぶりの開催。教室前には子どもたちを歓迎しようと、吹奏楽と合唱団によるウェルカムコンサートも実施され、軽やかな音色と美しいハーモニーを楽しんだ。

その後、子どもたちは琴、吹奏楽、茶道、民謡、合唱、書道、組みひも、華道、剣道、フラダンスの10ブースを自由に巡回。茶道や華道、民謡といった日本の伝統文化ブースでは真剣な面持ちで、会員から所作や演奏法を学ぶ子どもの姿が目立った。

七つのブースを回ったという小野雄生ちゃん(4)は「剣道が一番楽しかった。またやりたい」と感想。会場の様子を見守った書家で、同協会長の鈴木赫鳳さんは「普段はできない体験をしてもらった。これをきっかけに文化、芸術に少しでも興味を持ってもらえれば」と笑顔を見せた。



最近の記事

茨城の求人情報

https://cpt.geniee.jp/hb/v1/207318/39/instbody.min.js"