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会瀬海水浴場開設へ 砂浜復旧 急ピッチ 5年ぶり 茨城・日立市

砂浜の復旧作業が進む会瀬海水浴場=日立市相賀町
砂浜の復旧作業が進む会瀬海水浴場=日立市相賀町


海水浴シーズンを前に、茨城県日立市相賀町の会瀬海水浴場で、砂浜の復旧作業が急ピッチで進んでいる。市は今夏、砂浜を覆っていた大量の石を除去し、5年ぶりに海水浴場を開設する。28日は砂浜の陸側に砂を投入する作業を行った。

JR日立駅から徒歩圏内にあり、磯遊びも楽しめる海水浴場として親しまれてきたが、近年は流れ着くなどした石が砂浜に増加。市は安全面を考慮し、新型コロナウイルスの影響が一段落した後も海水浴場の開設を見送ってきた。

復旧工事は、地元の漁業協同組合の同意と、県からの許可を得て市が取り組む。開設による交流人口の増加を期待し、24日に着工した。波打ち際に近い場所での作業は漁場環境への影響を避けるため、石を取り除いて周辺を整地するのみにとどめた。

陸側エリアは、景観を改善するために新たに約300立方メートルの海砂を投入する計画。28日は大型トラックで運び込んだ砂を重機で敷きならした。工事は7月上旬までに終える。

南北に長い同市には県内最多の6カ所の海水浴場があり、会瀬以外の伊師浜、川尻、河原子、水木、久慈浜も昨年に続き開設する。今夏の開設期間は、7月13日~8月18日の37日間。期間中は午前9時から午後4時まで、監視員を配置する。



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