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アールスメロン初出荷 茨城・鉾田のJA茨城旭村

アールスメロンを目視で検査する職員ら=鉾田市造谷
アールスメロンを目視で検査する職員ら=鉾田市造谷


茨城県鉾田市のJA茨城旭村(新堀喜一組合長)で1日、高級品種「アールスメロン」の出荷が始まった。同市造谷の同JA青果物管理センターでメロンの選別や箱詰めなどが行われ、首都圏や関西の市場、同JAの直売所に送られた。

贈答用として人気のアールスメロンは青肉で、芳醇(ほうじゅん)な香りや滑らかな口当たり、上品な甘さが特長。1本の苗から1玉だけ育てられ、実をひもとフックでつるしたり、日焼けを防ぐために紙で覆ったり、丁寧に手間をかけて育てられる。

この日は生産者2人が約3400玉を出荷。集荷されたメロンを、係員が目視で、大きさや形、傷の有無などを確認した後、糖度や熟度を測定する光センサーに通した上、次々と箱詰めした。

出荷は8月上旬にピークを迎え、11月上旬まで続く見込み。同JAアールスメロン部会の鬼沢忠博部会長(53)は「糖度が高く、品質もいい。今年もおいしいメロンができた。ぜひ食べてもらいたい」と期待した。



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