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《NIE・教育に新聞を》新聞スクラップを体験 竹園西小で教員研修 茨城・つくば

気になる記事を紹介する教員ら=つくば市立竹園西小
気になる記事を紹介する教員ら=つくば市立竹園西小


日本新聞協会が認定するNIE実践指定校の茨城県つくば市立竹園西小(田中真樹子校長)で6月24日、校内教員研修が開かれた。新聞記事を活用し対話を通じて学びを深める実践例として、教員約40人が新聞スクラップを体験。気になる記事をグループで紹介し合い、社会の出来事について話し合ったり、お互いの理解を深めたりした。

研修は実践指定校として2年目を迎えるに当たり、新聞の活用策について改めて探ろうと開催した。茨城新聞社の小岩泰規NIEコーディネーターが講師を務めた。

小岩コーディネーターは、新聞の写真にせりふを考える「吹き出し新聞」や、はがきサイズの用紙にまとめる「はがき新聞」など、目的や発達段階に応じた実践例を紹介。「クラス替えをしたばかりの時期や朝の会にお薦め」として、新聞スクラップを挙げた。

参加教員たちは、新聞から気になる記事を選び、グループ内で、選んだ理由や感想を発表した。小岩コーディネーターは「ただ発表して終わりではなく、記事をきっかけに対話することで、気付きが生まれ学びが深まる」と強調した。

6年生担任の石上徳千代教諭は「具体的な実践例を挙げてもらい、どう新聞を活用していくかイメージできたし、とても勉強になった。これから取り入れていきたい」と話した。



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