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茨城県内6月景気 4カ月連続悪化 原材料高影響 

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帝国データバンク水戸支店が3日発表した6月の茨城県内景気動向指数(DI)は前月比0.8ポイント減の40.9となり4カ月連続で悪化した。エネルギーや原材料高の影響で収益確保が難しくなったことが大きな要因だ。

業種別では「農・林・水産」など5業界が悪化。農・林・水産は、住宅着工数の減少で木材需要が落ち込んだ。一方で「運輸・倉庫」「製造」の2業界は改善した。運輸・倉庫は荷動きが良くなり、旅行需要の回復がプラスに働いた。製造は白物家電や医療機器が下支えした。

規模別では大企業は同2.6ポイント減の42.2と3カ月ぶりの悪化。中小企業は同0.6ポイント減の40.8、小規模企業は同1.0ポイント減の40.0といずれも4カ月連続で悪化した。

先行きについて、同支店は「物価高などが落ち着くまでは、低い水準のまま続く可能性が高い」とした。



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