フラガール念願初舞台 福島・ハワイアンズ 茨城・桜川出身・塚田さん 「どんな時も笑顔で」
福島県いわき市の温泉施設スパリゾートハワイアンズの新人フラガールが5日夜、ステージデビューを果たした。念願の舞台に立った茨城県桜川市出身の塚田夢乃さん(18)も家族らの応援を受け、笑顔で華やかな踊りを披露した。
新人は塚田さんのほか、16年ぶり3組目の双子ダンサーとなる埼玉県出身の峰岸美弥さん(18)と桃花さん(18)を含む18~19歳の計5人。今年4月、ハワイアンズを運営する常磐興産に入社し、同時にダンサーを養成する常磐音楽舞踊学院に入学して、レッスンを重ねてきた。初のステージでは計18演目のうち7演目に登場。先輩に交じり、色鮮やかな衣装で舞い、観客を魅了した。公演終了後はセレモニーが行われ、関根一志社長は「未来のフラガールに憧れられる存在となるよう、日々素晴らしいダンサーになるため精進してほしい」と激励した。
七夕にちなみ、5人は願い事として将来の目標を発表した。塚田さんは「憧れのステージに5人で立てて、とても幸せ。どんな時も笑顔で輝き、明日への希望を届けられるフラガールになる」と力を込めた。
初舞台には塚田さんの家族やフラダンスの恩師、同級生などが応援に訪れた。単身赴任先の仙台市から駆け付けた父の礼さん(49)は「お客さんや関係者への感謝の気持ちを忘れず、自分も楽しみながらステージで花を咲かせてほしい」と目を細めた。