茨城県教育委員会は9日、県立高1校の野球部とソフトテニス部が部活動の上限時間を超えて活動していたなどとして、この高校を指導したと明らかにした。

県教委によると、5月に地域住民から情報提供があり調査したところ、平日に認められている2時間を超え、夜間に活動していたことなどが判明した。県教委は同校校長や教頭に対し、上限時間の順守や正しい活動実績を公表するよう指導した。

県内公立校は2023年度から部活動の活動実績をホームページで公表する決まりになっている。同校は実態とは異なった活動時間を公表していた。県教委の聞き取りに対し、同校は「自主練習は活動時間に含まれないと思っていた」などと説明した。