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墨で自由に表現 身近な題材50点 水戸で「水墨画茨城」展 茨城

現代水墨画の力作が並ぶ会場=水戸市千波町
現代水墨画の力作が並ぶ会場=水戸市千波町


墨による自由な表現を追求する美術団体「水墨画茨城」(井上和子代表)の第31回作品展が14日まで、茨城県水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で開かれている。身近な風景や植物、人物を題材にした現代水墨画の力作約50点が展示されている。

公募展「日本自由画壇展」の出品作が中心で、墨だけで描かれた水墨画や淡い色使いが目を引く墨彩画がそろう。

前田知代さんは、若い人に水墨画に親しんでもらうため、つぶらな瞳の雪だるまを描いた「冬の日」を出品。山田華村さんの「雪山」は墨の濃淡で遠近感を表現し、ダイナミックな筆遣いが木々の生命力を感じさせる。

井上代表は「伝統技法とかしこまらなくても、墨には人の心を引きつける力がある。現代水墨画の魅力を感じてほしい」と話している。午前9時半~午後4時半(最終日は同3時まで)。



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