大舞台、活躍誓う インターハイ結団式 茨城・水戸
福岡県などで21日に開幕する全国高校総合体育大会(インターハイ)の茨城県選手団の結団式が12日、同県水戸市内のホテルで開かれた。出場選手を代表し、団体競技に出場する水戸地区の選手や監督ら約30人が出席し、全国の大舞台での活躍を誓った。
結団式では、陸上女子七種競技の西山莉央さん(日立一3年)が選手団のシンボルとなる深青色の旗を秋山克巳県高校体育連盟会長から受け取った。来賓として出席した柳橋常喜県教育長は「睡眠、食事をしっかり取り、万全のコンディションで臨んでほしい」とエール。選手団の団長を務める秋山会長も「大舞台に臆せず、自信を持って強豪たちと戦って」と激励した。
選手宣誓では陸上男子800メートルの苅部光紀さん(緑岡3年)が「たくさんの支えがあり、ここまでこられた。多くの方に感動を与えることができるよう、懸命に取り組みたい」と、競技に全力を出し切ることを約束した。
大会は8月20日まで、福岡、長崎、佐賀など九州地方を中心に開催。全国高校総体や全国高校選手権、全国高校定時制通信制大会に茨城県から600人を超える選手が出場し、各地で熱戦を繰り広げる。