余り生地をバッグに再生 茨城・江戸川学園取手高
江戸川学園取手高(茨城県取手市西)の生徒が、制服の製造過程で生じる余り生地をバッグに再生するプロジェクトに参加している。福祉作業所が仕立てたバッグに、生徒が刺しゅうなどの装飾を加えた。JR取手駅西口コンコースで20日午前10時半から販売し、売り上げは同市社会福祉協議会に寄付する。
プロジェクトは、学校制服などを手がける商社が展開する活動「バトンバッグ・ローカルアクション」。2、3年生6人が参加し、ボタンやアップリケ、リボンなどの装飾を施してオリジナルバッグに仕立て上げた。性別や年齢を問わず使えるデザインも用意した。
リーダーの樋園由唯子さん(3年)は「プロジェクトを多くの人に知ってもらい、協力してもらえたらうれしい」と話した。バッグは大中小3種類で500円から選べる。