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三竿、タイトル奪還へ ベルギーからJ1鹿島復帰 「チーム力引き上げる」

約1年半ぶりにJ1鹿島に復帰した三竿=クラブハウスグラウンド(クラブ提供)
約1年半ぶりにJ1鹿島に復帰した三竿=クラブハウスグラウンド(クラブ提供)


ベルギー1部リーグ・ルーベンから完全移籍で加入したJ1鹿島のMF三竿健斗(28)が18日、オンライン取材に応じ、「自分を必要としてくれているクラブのためにプレーしたい」と約1年半ぶりの古巣復帰への思いなどを語った。

欧州でプレーした約1年半で、「今までは一つか二つしか持っていなかった対応力やプレーの選択肢が増えた」と実感。その上で、「経験したことをピッチで表現しつつ、周りにも伝えていきたい」と語り、自身が得た手応えを鹿島に還元していくことを誓う。

今回の移籍に至っては、迷いもあったという。「ヨーロッパでやるのか、鹿島に戻るのか、ずっと悩んできた」と率直な思いを吐露。チームをけん引するFW鈴木やDF安西にも相談したことを明かし、最終的に「自分が成長し続けるために必要なことだという結論に至った」と、経緯を説明した。

チームには既に合流済みだ。「あんまり久々って感じがしなくて、すごく居心地がいい。やりやすい」と慣れ親しんだクラブへの愛着を語る。

19日に選手登録が完了すれば、20日のホームFC東京戦から出場が可能となる。「自分の特長であるボールを奪う部分を出しながら、ピッチの雰囲気を良くするなど、プレー以外の部分でもチームを引き上げたい」。鹿島をタイトルに導くために戻ってきた頼れる背番号6が、再びカシマスタジアムで輝きを放つ。



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