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ライドシェア始まる 水戸で2台運行 茨城

県央地区で19日始まったライドシェア=水戸市金町
県央地区で19日始まったライドシェア=水戸市金町


一般ドライバーが有料で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」が19日、茨城県水戸市などで始まった。国土交通省関東運輸局から許可を受けた8事業者9営業所のうち、同市金町の「さわやか交通」で2台の運行がスタートした。

日本版ライドシェアは、タクシーが不足する地域や時間帯に限り、国が許可したタクシー事業者が実施主体となって運行する。客は配車アプリで目的地を入力して予約し、運賃は原則キャッシュレスで事前に支払う仕組み。

同社では同日、運転手2人が午後8時に初出勤。体温検査や睡眠時間の報告、車両点検など乗車前の準備を整え、ライドシェア車両を示すステッカーを車の側面に貼るなどして予約が入るのを待った。

ドライバーを務める同県鉾田市、会社員、男性(39)は「安全第一で運転し、接客サービスも向上させたい」などと話した。

ライドシェアが導入されるのは、タクシー業務特別措置法で区分けされた県内5エリアのうち、水戸や笠間、大洗など7市町村。運行は金、土曜日の午後4時から翌日午前5時まで。他の事業者はアプリなどの準備が整い次第、運行を開始する。



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