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白い帆膨らみ 湖上進む 茨城・霞ケ浦 観光帆引き船操業

帆引き船を写真に収める観光客=霞ケ浦
帆引き船を写真に収める観光客=霞ケ浦


茨城県の霞ケ浦で、夏の風物詩である観光帆引き船が今季の操業を始めた。同県土浦市での操業初日となる21日、観光客は土浦港のラクスマリーナ(同市川口2丁目)から遊覧船に乗り、沖合に浮かぶ帆引き船2隻の近くを周回した。帆引き船は風を受けて白い帆を大きく膨らませ、湖上をゆっくりと進んだ。

この日は、南東の緩やかな風で、乗客約40人は帆引き船の帆が上がる光景を湖上で見届けた。見学船が帆引き船まで数十メートルの距離に近づき、乗客は何度もカメラのシャッターを切り、船上で作業する人たちに手を振った。

同県かすみがうら市でも今季の操業が同日スタート。カップルで訪れた宮城県仙台市の佐藤環さん(24)は「迫力がすごい。貴重な帆引き船を見られてよかった」とうれしそうに話した。

観光帆引き船は、土浦市が10月14日までの土日祝日に、かすみがうら市は11月17日までの毎週日曜にそれぞれ操業する。同県行方市は、9月28日~12月1日の土日に操業する。



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