茨城県警は22日、県内の今年の交通事故死者数が50人を超えたと発表した。水戸とかすみがうら、河内の3市町で20日発生した3件の事故で計51人となった。昨年より9日早く、統計が残る1972年以降で5番目に遅かった。

交通総務課によると、茨城県の交通事故死者数は22日現在で全国ワースト9位。死者51人のうち、高齢者は昨年7月20日時点に比べ4人増えて24人。飲酒運転による死者は同1人増の3人だった。

自動車乗車中の死者は同5人増の21人。歩行者は同5人増の19人で、うち10人の事故は夜間に発生し全員が反射材を着用していなかった。自転車利用時の死者は同5人減の4人。二輪車乗車中の死者は同1人減の7人だった。