茨城県内、猛暑続く 大子38.7度 熱中症で58人搬送
茨城県内は23日、高気圧に覆われて暖かい空気が流れ込み、各地で猛暑日となった。水戸地方気象台によると、大子町では全国3番目となる最高気温38.7度まで上昇し、2日連続で同町の7月の最高気温を更新した。
ほかに古河市で37.3度、笠間市で36.7度など、全14観測地点のうち11地点で35度以上の猛暑日となった。
環境省と気象庁は茨城県を含む、今期最多の40都道府県に「熱中症警戒アラート」を発表。県防災・危機管理課によると、午後9時現在、熱中症とみられる症状で12~100歳の男女58人が救急搬送された。重症3人、中等症16人、軽症34人。5人は症状不明だった。