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第106回全国高校野球茨城大会 激戦必至、4強対決 25日準決勝

(左)防御率0.96の常磐大高のエース・沢畑(右)2本塁打を放っているつくば秀英・明石
(左)防御率0.96の常磐大高のエース・沢畑(右)2本塁打を放っているつくば秀英・明石
(左)制球力が持ち味の霞ケ浦・市村(右)投打でけん引する守谷のエース・中島
(左)制球力が持ち味の霞ケ浦・市村(右)投打でけん引する守谷のエース・中島


第106回全国高校野球選手権茨城大会第15日は25日、ノーブルホーム水戸で準決勝が行われる。

4強の顔触れは昨年準優勝の霞ケ浦、強豪ひしめくブロックを勝ち上がった常磐大高、初の4強入りを果たしたつくば秀英、守谷となった。

第1試合は常磐大高とつくば秀英が顔を合わせる。第2試合は霞ケ浦とノーシードから勝ち上がってきた守谷が対戦する。

霞ケ浦は2年連続、常磐大高は5年ぶり、つくば秀英と守谷は初の決勝進出を目指す。

■常磐大高 投手軸に勝負強さ光る × つくば秀英 つながりある強力打線

①常磐大高-つくば秀英(10時)
投手を軸に勝負強さを見せる常磐大高と、打線につながりのあるつくば秀英の一戦は好ゲームが期待される。

常磐大高の沢畑は4回戦の常総学院戦で1失点完投するなど、4試合28回を投げ防御率は0.96と力投している。1年生投手の仲本も準々決勝でサヨナラ打を放ち投打で勝負強さが光り、侮れない。4回戦以降ロースコアの接戦を勝ち上がっており、打線は好機を逃さず援護したい。

つくば秀英打線は強力だ。延長十回タイブレークとなった準々決勝で勢いをもたらした明石が打線をけん引する。ここまで2本塁打含む8打点でチームトップの長打力を誇る。吉田泰は打率5割超と好調だ。エース羽富は3回戦、七回まで一人も走者を出さず完封するなど安定感がある。

■霞ケ浦 主戦市村が堅守けん引 × 守谷 4割に迫るチーム打率

②霞ケ浦-守谷(12時30分)
堅守が持ち味の霞ケ浦に、強力打線の守谷が挑む。

投手層の厚い霞ケ浦をけん引するのは長身左腕の市村。2年生ながらエースナンバーを背負う逸材は制球力が光る。準々決勝では好打者擁する鹿島学園に1失点完投と好調だ。昨夏から中軸を担う羽成やここまで4打点を挙げている雲井など、打線の援護が鍵を握りそう。守備からリズムをつくり勢いづけたい。

ノーシードの守谷はチーム打率が4強中トップの3割9分4厘。大会第1号の本塁打を放ち、投打で存在感を示すエース中島のほか、10打点を挙げている福永、打率7割の張替など力のある打者が多く、打ち勝ってきた。中島はここまで5試合31回の力投。気合の入った投球でチームに流れを呼び込む。




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