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県産ナシ 幸水「順調」 茨城・筑西 目ぞろえ会で品質確認

幸水の統一目ぞろえ会で出荷に適したナシを確認する生産者ら=筑西市西榎生
幸水の統一目ぞろえ会で出荷に適したナシを確認する生産者ら=筑西市西榎生


茨城県産ナシのシーズン到来を告げる品種「幸水」の統一目ぞろえ会が26日、同県筑西市西榎生のJA北つくば下館南支店で開かれた。出荷時の品質をそろえるのが目的で、生産者らは色目や品質を確認していた。

この目ぞろえ会は、JAグループ茨城なし流通部会と県梨組合連合会、県が共同で毎年実施している。今年は県内7JAの梨部会や市場の関係者ら約90人が参加した。

生産者はテーブルに並べられたナシのサンプルを前に、卸売市場の代表者から、出荷に適した色と糖度、食感などについて説明を受けた。同連合会の草間勝美会長は「災害がなく、順調に生育している。非常にうれしい」と述べた。

同部会によると、県産ナシは幸水を皮切りに豊水、恵水、あきづき、新高、にっこりなど各品種の出荷が9月まで続く。幸水は酸味が少なく、しゃりしゃりとした食感と豊富な水分が特長で、今季は県内で3718トンの出荷を見込む。



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