11月17日に茨城県日立市で初めて開催されるフルマラソン大会「ひたちシーサイドマラソン」(同実行委員会など主催)の完走賞と参加賞が決定した。完走賞はメダル、参加賞は長袖Tシャツを贈るほか、当日の出走者にはフェースタオルを配布。いずれも大会コースや同市のシンボルが盛り込まれたデザインで、第1回開催ならではの品々となっている。

メダルとTシャツ、タオルは統一したデザインを使用。海の景色とランナーが走る国道6号日立バイバス、コースから見える日立灯台、そして同市のシンボルの大煙突を描いた。それぞれ海を連想させる紺色を使っている。

完走賞の「完走メダル」は直径約6センチを予定。裏面には日付や第1回大会を示す刻印が入り、時間内に完走した人に贈る。当初、メダルを作る予定はなかったが、一般ランナーから問い合わせが十数件寄せられ、要望に応えた。

参加賞のTシャツは開催の季節に合わせて使いやすい長袖を採用。S～2XLの5サイズを用意する。10月下旬にランナーのビブスや参加案内と一緒に郵送する。

このほか、大会当日に出走したランナー限定でフェースタオルを配布する。完走者だけでなく、途中棄権した人にも場所を設けて渡すという。タオルは紺と赤の2色を使い、参加賞と使っても映える色合いに仕上げた。

同実行委員会の担当者は「初回大会で、日立市独自の唯一無二のデザインとなっている。ぜひ参加してほしい」と話した。

一般対象の参加申し込みは、大会エントリーサイト「ランネット」で8月31日まで受け付けている。大会ゲストにはシドニー五輪女子マラソン金メダリスト高橋尚子さんのほか、ランナーとしてリオデジャネイロ五輪男子マラソンカンボジア代表の猫ひろしさん、マラソンユーチューバーの「こわだ君」が出走する予定。