剣道日本代表・松崎さん 世界選手権「金」「銀」 茨城県知事に報告
剣道の世界選手権の日本代表として男子団体優勝、男子個人準優勝の成績を収めた松崎賢士郎選手(25)=筑波大特任助教=が6日、茨城県水戸市笠原町の県庁を表敬訪問し、大井川和彦知事に大会結果を報告した。
大会は7月4~7日にイタリア・ミラノで開催された。松崎選手は団体戦7試合のうち5試合に次鋒(じほう)と中堅で出場し優勝に貢献。個人戦では決勝まで9試合に臨み、得意のメンを決めるなど活躍した。
松崎選手は長崎県出身、同県つくば市在住。父親とアニメ「六三四(むさし)の剣」の影響を受け、小学1年から剣道を始めた。現在の段位は5段。今大会に向けては約2年間、足さばきからの早い仕掛けなど「攻防一致」の練習を重ねてきた。
松崎選手は金と銀二つのメダル獲得について「県剣道連盟や筑波大をはじめ、周囲のサポートのおかげ」と謝意を示し、日本で2027年に開かれる次回大会は「個人戦で優勝できるように力を付けたい」と意欲を見せた。