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パンダ誘致へ 日立でフェス 24・25日、ダンスやライブ 実行委 地域活性化に意欲

パンダフェスをPRする同実行委員会の佐藤翼委員長(左)と岡野叶恵事務局長=日立市助川町
パンダフェスをPRする同実行委員会の佐藤翼委員長(左)と岡野叶恵事務局長=日立市助川町


茨城県日立市かみね動物園へのジャイアントパンダ誘致の機運を盛り上げ、地域の活性化にもつなげようと、24、25両日、同市幸町の日立シビックセンター新都市広場で「パンダフェス」が開かれる。同フェスは、民間有志や県日中友好協会、学生らが中心となって企画運営。実行委員会の佐藤翼委員長(水城高2年)と、岡野叶恵事務局長(同)は、「子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるイベントを通し、地域を活性化させたい」と意欲を見せている。

同フェスは昨年10月に初めて開催し、3日間で約1万8千人を集客した。今年は子どもたちが参加しやすい夏休みに開催時期を変更し、昨年以上の来場者数を目指す。

初日の24日は、オリジナル楽曲で踊る「パンダンス」のコンテスト、「絵画」「4こま漫画」の2部門からなるパンダアートコンテストの表彰式、お笑い芸人の小島よしおさんやシューマッハのライブを開催。

25日は、新しいパンダンスの振り付けをしたダンス&ボーカルユニット「TRF」のSAMさんが来場し、県内のダンスチームによる新ダンスのお披露目が行われる。また、会場ではキッチンカーや物販ブースなど約50事業者が出店しフェスを盛り上げる。両日とも午前10時から午後5時まで開催する。

実行委の学生たち約10人は交流サイト(SNS)を中心とする広報活動のほか会場設営、当日運営も担う。

今年初めて実行委に参加し、実行委員長、事務局長の大役を任された佐藤さんと岡野さん。「子どもから大人まで楽しめるフェス。たくさんの人に来てほしい」(岡野さん)、「パンダ誘致をきっかけに、日立市を今以上に活性化させたい」(佐藤さん)と意気込みを語っている。



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