ドワンゴ情報漏えい IT未来高も被害 茨城
ドワンゴ(東京)が標的となったサイバー攻撃による個人情報漏えいを巡り、茨城県教育委員会は9日、漏えいした情報の中に県立IT未来高(同県笠間市)の生徒や職員の情報が含まれていたと発表した。漏えいしたのは生徒と教員のメールアドレス計158件と教員1人の氏名。情報の不正利用による被害は確認されていないという。
県教委によると、同校はドワンゴが提供する学習教材アプリを使用していた。同社から5日、同校に「漏えいした情報の中に生徒などの情報が含まれていたことが判明した」などと連絡があり、7日には情報漏えいの件数や範囲などの報告があった。8日、緊急連絡メールで保護者へ説明した。
同校は、高校生や社会人を対象にしたプログラミング学習のアプリを使用。同社からは、同アプリを利用していたのは県内で同校のみと説明があったという。