次の記事:ヨーカ堂 茨城県撤退 最後の竜ケ崎店閉店へ 「残念」「寂しい」 

鉄道検定50人挑戦 湊線から出題も 茨城・ひたちなか

全国鉄道検定試験に挑む鉄道ファン=ひたちなか市湊本町
全国鉄道検定試験に挑む鉄道ファン=ひたちなか市湊本町


ひたちなか海浜鉄道湊線をはじめ、鉄道全般に関する知識を問う「全国鉄道検定試験」が11日、茨城県ひたちなか市湊本町の春日ホテルで行われた。湊線沿線の活性化に取り組む市民団体「三鉄ものがたり実行委員会」(同市、佐藤久彰代表)が主催。試験は2017年以来2回目で、県内外の鉄道ファンら約50人が挑戦した。

試験では、同実行委メンバーやひたちなか海浜鉄道などの協力で作成された、選択式の55問が出題された。21年に開業した湊線の新駅名や「特急」が何の略かを問うような分かりやすい問題から、国鉄総裁の就任順や「初乗り運賃が一番安い鉄道事業者は」などの難しい問題もあった。答えや成績は後日、同実行委のホームページで公表する。

電車の写真を撮るのが好きという、つくば市立竹園東小4年の鹿野啓太郎さん(10)は「とても難しく、自信を持って答えられた問題は少なかったが、勉強になり、楽しかった」と話した。

試験前に参加者は、湊線阿字ケ浦駅にある「ひたちなか開運鐵道神社」を参拝。同社の「ご神体」となっている引退車両「キハ222」内でご当地グルメの那珂湊焼きそばを食べたり、ほしいも神社を訪れたりして湊線沿線を楽しんだ。



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース