茨城・結城消防隊員4人 活躍誓い訓練に汗 救助技術全国大会出場 23日、千葉
23日に千葉県千葉市で開かれる全国消防救助技術大会に、茨城県の筑西広域市町村圏事務組合消防本部が関東代表として出場する。種目は水平に張ったロープを渡って隣の建物から要救助者を救出する「ロープブリッジ救出」。出場する同本部結城消防署(同県結城市みどり町)の消防隊員4人が、入賞を目指して練習に励んでいる。
出場するのは成田聖さん(32)、中山優さん(29)、市塚力哉さん(29)、小林勇斗さん(23)の4人。15日、同消防署で訓練を公開し、練習の成果を見せた。
全国大会は計14種目の競技があり、724消防本部が出場する。ロープブリッジ救出には、このうち28本部が参加。要救助役1人を他の3人が救出する競技で、ロープの付け方などの正確性が減点方式で評価される。減点のないチームが入賞となる。7月の関東大会で減点がなかったチームのうち、タイムの早い上位10組が代表として選抜された。
同本部の全国大会進出は、9年ぶり2回目。「仲間を信じて最高の結果を残したい」と成田さん。中山さんは「支えてくれた同本部の皆さんに感謝。全力を尽くしたい」と意気込んだ。
同大会には茨城県から同本部のほか、茨城西南広域消防本部が出場する。