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グリュイエール、笠間代表に 全国モンブラン大会出品 茨城

全国モンブラン大会の笠間市代表を選ぶ予選会=同市役所
全国モンブラン大会の笠間市代表を選ぶ予選会=同市役所


熊本県山鹿市で11月16日に開かれる「全国モンブラン大会2024」に茨城県笠間市代表として出品するモンブランを選出する市の予選会(儲(もう)かる笠間の栗産地づくり協議会主催)が19日、同市中央の市役所であり、「洋風笠間菓子グリュイエール」(同市下市毛)の商品が選ばれた。

予選会には市内から4事業者がエントリー。調理技術、和洋菓子の専門家と山口伸樹市長を含む6人が審査し、それぞれ4品を試食、味とデザイン性(各10点)で点数を付け、集計した結果、グリュイエールが最高得点を獲得した。

現地への輸送時間も考慮し、冷凍保存できることが条件だった。予選会では4品とも冷凍から解凍した状態で出された。審査員が感想を述べる場面では、その条件を踏まえた上での作り込み方に工夫の足りなさを指摘する意見もあった。

グリュイエールの根本高行社長(69)は、創意を注いだ点を「鬼皮なども使い、栗の全てが食べられるのだということを意識した」と語り、ある審査員から土台(パイ)をもっと薄くした方がいいと言われたため、「本番までに改善したい」と述べた。



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